車椅子でも暮らしやすく、介護・バリアフリーリフォーム

今回はお客様が車椅子をご利用される方でしたので、「車椅子でも暮らしやすく」をテーマに、バリアフリーに特化したリフォームをさせていただきました。リフォーム工事の内容と、介護・バリアフリーリフォームの支援制度をご紹介します。

キッチン

■LIXILリシェルSI
シンクの下をオープンにすることで座ったままでも使いやすくしました。カウンターの高さも通常より5cm低い80cmに設計しています。

1.吊戸棚

レンジフードと高さを揃えることが多い吊戸棚も低く設計。また、暗くなりがちな調理スペースは照明をつけることによって手元を明るくしています。

2.レンジフードとコンロ下の収納

レンジフードはどうしても手が届きづらいので、オプションで照明や換気扇をリモコンで操作できるようにしました。
コンロ下の収納は、座ったままで姿勢を崩すことなく、物を取り出しやすく、しまいやすい『らくパッと収納』を採用。

3.カップボードと家電収納

食器棚兼パントリー収納の扉は、引き戸にすることによって扉の開閉スペースをなくし、車椅子のまま使いやすいようにしました。
家電収納棚も、使いやすい高さにこだわった大工さんによる造作棚です。

洗面室

1.リビングから洗面室へスロープで

■スロープで車椅子のまま洗面室へ
構造上取り払えない段差を解消するために、リビング横の和室を一部つぶして、長くゆるやかなスロープに。
車椅子のまま、リビングから洗面室に直接入れるような空間に仕上げました。
■納戸も広々
和室の残りのスペースは収納として使えるよう、納戸にして有効活用しています。

2.360度方向転換できる広さ

■造作洗面
洗面室は車椅子が360度回転できるようにしっかりスペースを確保。
洗面台も座ったまま使いやすいよう、一般的なバリアフリーの既成品ではなく、カウンターの幅を長めに確保して造作しました。洗面ボウルは半埋込型の浅いのものを採用し、車椅子のまま奥まで入って手洗いができるように設計してあります。

浴室

■LIXILスパージュ
お風呂も他の部屋同様、引き戸にすることで出入りしやすいように。
座れるベンチカウンターと、座れる保温蓋が特徴です。
ベンチに腰掛けたまま、浴槽までスッと横に移動することができます。

トイレ

■広々トイレ空間
トイレ空間も車椅子が回転できる広さに仕上げました。また手洗い器を別に設置したことによって、無理なく洗える仕様となっています。

インターホン

■高さもピッタリ
インターホンも車椅子に座った状態の目線の高さに合わせて設置しています。

廊下

■車椅子でもゆったり
車椅子が余裕を持って通れる幅になっています。手すりを持ってもゆとりのある幅感となっているため圧迫感もありません。

リフォーム費用 約800万円

●間取り変更(バリアフリーリフォーム) 
●床・壁・天井など内装全般
●内部造作
※諸経費・税は含みません

■事例はこちらから!

インターホンの高さや、手すりの高さ、収納の高さなど、今まで不便と感じられた「高さ問題」も解消しました。できるだけストレスを軽減するのはもちろん、ご家族の皆さまの暮らしやすさにこだわったお住まいとなっています。
動画では、実際のお住まいでさらに詳しく解説しています。
こちらもぜひご覧ください!

介護・バリアフリーリフォームの支援制度

条件を満たせば受けられる支援制度があります。該当する可能性があれば、早めに確認しておきましょう。

介護保険による支援制度

「要介護」「要支援」の認定を受けている場合、リフォーム費用が一部支給されることがあります。
さきほどご紹介したようなバリアフリーリフォームで、ケアマネージャーなどに事前に相談して必要だと判断された工事が対象となります。

対象工事費用20万円を上限に、自己負担額を除いて最大9割の18万円が支給されます。

お住まいの自治体による補助金

自治体によっては補助金制度を設けている場合があります。
簡易的に下記サイトでも調べることができます。

地方公共団体における住宅リフォームに係わる支援制度検索サイト

条件や申込期限など情報が最新でない可能性もありますので、念のため自治体の窓口に問い合わせてみるといいでしょう。

バリアフリーリフォームの減税制度

バリアフリーリフォームを対象とした税金の優遇措置は、大きく3つあります。
・所得税の控除
・固定資産税の減税措置
・贈与税の非課税措置
対象となる工事を行い、確定申告で必要な手続きをすることで一定額が減税(控除)されて、還付金を受け取ることができます。
※2023年1月現在、所得税の特別措置は2023年12月末までの適用期限となっています。

これら支援制度は、工事前の申請が必要になるものが多く、手続きが抜けると支援を受けられなくなってしまいます。ケアマネージャーやリフォーム業者と協働が必要な場合もありますので、バリアフリー工事を検討し始めたらすぐに、使える支援制度を調べるようにしましょう。

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