2025.11.17
スケルトンリノベーションのすすめ
マンション価格の高騰に伴い、中古マンションを購入してリノベーションするという選択肢が増えております。ですが、中古物件ですと立地は理想通りでもお部屋のイメージや間取りが自分に適していないケースもあります。
そんなときは、お部屋の中をまるっと全部作り変える「スケルトンリノベーション」がおすすめです。
マンションの【スケルトン】リノベーションとは
スケルトンとは英語で「骨組み」という意味。
その名の通りスケルトンリノベーションとは建物の構造躯体(コンクリート部分)だけを残し、内装や設備をすべて撤去しお部屋の中を一度全部空にして一から全てつくり直す工事のことを指します。
ゼロから全て作るので、間取りを自分の生活にあわせて自由に作成できるのが最大の魅力です。
たとえば元々3LDKだったお部屋を広々とした1LDKに変える、キッチンの場所を移動してワークスペースを作る、あるいは回遊動線を取り入れるなど、ライフスタイルに合わせた設計が可能になります。
さらに、配管など見えない部分もすべて新しくできるため築年数の古いマンションでも安心して長く住むことができます。
また、一度全て壊して躯体の状態にするので、断熱材を入れるなど性能面の向上も同時に実現できます。
スケルトンリノベーションとフルリフォームの違いは?
一度躯体だけにするのがスケルトンリノベーションで、『フルリフォーム』は既存の間取りや床、天井など全ては壊さずに一部残したまま住宅全体を新しくする工事です。
ただ、フルリフォームでもおおよそ壁紙や床、設備機器などは全て交換し、間取りも部分的に変更します。
床下地や配管などはそのまま使用することが多いので、スケルトンリノベーションより費用を抑えることは可能ですが、スケルトンリノベーションよりも間取りの自由度は下がります。
スケルトンリノベーションで気をつけるポイント
一度空にして間取りを再構築するといっても何でも可能なわけではありません。
マンションには管理規約や構造上の制約があり壊せない壁や移動できない配管スペースも存在します。
マンションによってはキッチンやお風呂を大きく動かすことも可能ですが、そのマンションの管理規約や構造をしっかり確認する必要があります。
プラン作成の際はリフォーム会社の担当者が管理規約や構造を見ながら、何が出来て何が難しいのか確認しながら進めますので希望をしっかり伝え相談しましょう。
動かせない壁、構造、配管などは現地調査の際やそのマンションの建築時の図面を見て確認します。
また、工事の規模が大きいため通常のフルリフォームよりも費用が高額になります。
資金計画と設計のバランスをしっかり検討することが大切です。
スケルトンリノベーションのメリット
最近ではスケルトンリノベーションを前提に中古物件を探すケースも増えております。
お部屋の中は全て壊して作り変えるので中の劣化や古さは気にせず立地・構造・物件の管理状況など条件だけで物件を探すことが可能です。
自分たちのライフスタイルに本当にあった「世界にひとつだけの住まい」を手に入れられるのが、スケルトンリノベーションの最大の魅力と言えるでしょう。
スケルトンリノベーションの事例ご紹介!
サンリフォームではスケルトンリノベーションの実績がたくさんあります。
ここではスケルトンリノベーションで生まれ変わったお家をいくつかご紹介します。






いかがでしたでしょうか。
中古マンション探しの際に、条件はばっちりでもお家の中が理想通りではない場合はスケルトンリノベーションもご検討してみてはいかがでしょうか。
サンリフォームはマンションリフォーム専門会社なのでスケルトンリノベーションの事例も豊富です。
暮らしのイメージを伝えていただきましたら、そのマンションで実現できるピッタリのプランをご提案致します。