自宅の限られた空間につくる、快適で使いやすいワークスペースとは

最近トレンドのリフォームトピックスについて「それって本当はどうなの?」と設計のプロに聞く、というコラム。
今回のテーマは、在宅勤務の普及で急激に需要が高まっている「ワークスペース/DEN(書斎)」。
百戦錬磨のプロ目線だからこそ、リフォームのヒントが満載です。

今回のデザイナー

宇治田 優亮

お客様に寄り添ったアイデアと提案力。理想を現実に近づけられるよう、日々リノベに関する最先端の情報を取り入れている。

――テレワークが一般化した影響もあって、「自宅で落ち着いて仕事できる環境がほしい!」と思う方も多いと思います。最近そういう依頼も増えましたか?

宇治田:
以前は「ワークスペース」といっても、仕事スペースだけではなく、自宅で趣味を楽しむためや、お子さまの勉強や遊びスペースとしてフリーに使えるスペースを求める方が多かったのですが、
ここ最近は在宅ワークで仕事に集中できるスペースを求める方が多くなっています。

――用途によって提案も変わってきますか?

宇治田:
ご家族みんなで使用するなら、リビングの一部をワークスペースとして提案することが多いですね。お子さまが小さいご家庭では、リビング学習スペースとして活用されています。
リビングにスペースの余裕がない場合は、壁面にカウンターを付けたり、デスクスペースを提案したりします。
1.5~2畳のスペースをとれるなら、腰くらいの高さの壁でゆるく仕切って空間を分けるのがおすすめです。

リビングの一部の事例

お子さま2人が並んで座れる大きさの勉強用の机を造作

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隣室の窓を利用して、室内窓から自然光が差し込むワークスペース

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ワンルームでも集中して仕事ができるように、アールの腰壁で仕切られたワークスペース

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造作室内窓でほどよいおこもり感のあるワークスペース

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個室の事例

宇治田:
用途が在宅ワークでしたら、個室や、リビングとは別の空間をご提案することが多く、最近はそちらの需要が高まってきている印象です。

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――とはいえ、リフォームでしたら施工面積も決まっていますし、ひと部屋をワークスペースに割けないという事情もあるのではないですか?

宇治田:
とくにマンションだと、ですね。
ひと部屋を書斎にするのが一番ですが、リビングの一画に壁をつくって、部屋をつくってしまうという方法があります。
その場合は小さな部屋になるので、圧迫感の解消や換気という点でも、室内窓をつけた方がいいですね。

圧迫感を抑えつつ集中しやすいよう、室内窓と腰壁の高さを調整

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宇治田:
ちなみに、エアコンの空気を呼び込むという点では、室内窓は上部が大きく開口するタイプか、回転窓がおすすめです。跳ね上げタイプは上からの風を呼び込みにくいので…

【室内窓 写真】
・左 上部開口タイプ
・中央 回転窓タイプ
・右 跳ね上げタイプ

――それは知りませんでした。クーラーの設置場所によっては、窓にもこだわったほうがいいですね。

宇治田:
リビングとは別の空間につくるのでしたら、玄関土間につくる方もいらっしゃいますよ。

玄関土間事例

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宇治田:
個人的には廊下もいいんじゃないかと思っています。

――廊下ですか?

宇治田:
えぇ、廊下に本棚はよくありますし、廊下に少しくぼみをつくれるのであれば、そこにデスクを置いたら落ち着くんじゃないかと。(まだ事例はないのですが…笑)

廊下に本棚事例

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――宇治田さん自身も在宅ワークすることもあったと思いますが、ご自身の経験から「快適なワークスペースにするコツ」はありますか?

宇治田:
コンセントの位置はかなり重要だと実感しました。
リフォームではコンセントの位置を自由に決められます。パソコンやプリンター、スマホの充電など、配線をごちゃつかせないためには、どこに何を置くかをはじめ、どういう配線にするかまでよく考えた方がいいでしょう。
あと、私は設計という仕事柄、資料を広げることが多いのですが、その場合デスクの奥行きは最低600㎜はほしいですね!スペースがあれば、L字型デスクが使い勝手がよくて最高です。

眺望が自慢のワークスペース

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宇治田:
それと、ワークスペースで過ごす時間が長いのであれば、窓際にデスクを置くと1日気持ちよく仕事ができます。正面や横に窓があれば、オンライン会議でも顔が暗くならなくていいですよ。

窓の外に視線を向けると、街の動きがさりげない気分転換になり、作業のリズムを整えてくれます。ずっと画面を見続けるよりも、時々遠くを見ることで頭がリフレッシュされ、自然と仕事に戻りやすくなるのも嬉しいところです。

眺めの良いワークスペースは、快適さだけでなく、日々の作業を心地よく続けるための小さな助けにもなってくれます。

落ち着いて仕事できる空間づくりについて、少しでも参考になりましたでしょうか?
もしワークスペースにひと部屋とれなくても、間取りを上手に活かして、快適な仕事空間をつくり出すことができるかもしれません。ぜひサンリフォームにご相談ください♪

★こちらのコラムもあわせてご覧ください。

「ひと部屋なくてもつくれる、テレワークスペース実例と、その目安費用」

★こちらの動画でもワークスペースの実例をご紹介。お子さまの勉強スペースと在宅ワーク用スペース、目的の異なったワークスペースのそれぞれの工夫を解説しています。

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