間取りもミニマルな時代!LDKや寝室を大きなワンルームに

従来のマンションといえば2~3LDKの間取りが主流ですが、最近その間取りを取り壊して大きなワンルームにするリノベーションが人気です。
ワンルームというとひとり暮らしのイメージですが、ふたりや家族住まいでも敢えてワンルームスタイルを選択する方が増えています。

なぜ人気?ワンルームにするメリットは?

◆開放感のあるレイアウト

大きなワンルームが選ばれる理由は、まずその開放感にあるでしょう。
まるでホテルのように空間をゆったりと使うレイアウトは非日常的で、家のすみずみまで光と風が通ります。

◆間取りにもミニマルライフの流れ

部屋数を減らすことで部屋間の移動がなくなり、効率的な家事動線になります。
さらに部屋を区切らないということは、扉などの建具もいらなくなり、施工費・材料費の削減にもなります。

これらメリットは、同じく最近とても多くなっている「リビング×寝室 一体型レイアウト」の間取りとも共通する点があると言えるでしょう。

↓↓こちら記事も、是非ご参考にご覧ください↓↓

【コラム】リビングにベッド?! LDKに、ゆるく区切った寝室をレイアウトする間取り

”寝室は最もプライベートな空間であり、個室であるもの”
これが従来の常識ですが、近年海外で流行の「リビングにベッドを置く」レイアウトの事例をいくつかご紹介!

デメリットは?

◆光熱費に注意

従来のLDKであれば必要な部屋ごとに温度調節できましたが、広いワンルームとなると家全体を適温にするまで時間も電力もかかります。外気の影響を抑えるために断熱工事を施して、なるべく少ない電力で室温を保つことを検討する必要があります。

◆レイアウトによっては生活感が出やすい

目隠しができないため、家具や日用品が目立ちやすく、収納スペースが足らないととたんに生活感が出てしまうのがワンルーム。必要な収納量を見極めて、無駄なくスペースを設定する必要があります。
また、よくご提案するのがワンルーム+S(収納スペース)レイアウト。
WICのように個室で設けることで、家全体の収納を集約させることができます。

◆プライベート空間がなくなる

複数人とワンルームに住む場合、やはり気になるのがプライベート空間の確保。
そんな方には、間仕切り壁やガラス間仕切りなどでゆるく区切る”セミ”ワンルームがおすすめです。
また、死角を利用したゾーニングや、必要な時だけ目隠しができるロールスクリーンやカーテンなどを活用するのもいいでしょう。

広いワンルームの事例

【事例①】実家を“ワンルームスタイル”に大胆リノベ

玄関からキッチン・リビング、寝室、和室、ウォークスルークローゼットや水まわりをぐるりと一周できるワンルームスタイル。
視線の伸びと抜け感、そして区切りがないからこそのゾーン分けを意識しました。

【事例②】開放感あふれるリゾートライクなお部屋

洋室と和室の壁を取り除き、LDKからベッドルーム、水まわりまでが大きなワンルームのようなホテルライクな間取りになっています。

【事例③】光と風が心地よく通うお部屋

2DKの間取りをワンルームタイプに変更。
寝室は腰壁でゆるやかに区切ることで、ベッドが丸見えにならず生活感を感じさせません。

”セミ”ワンルームの事例

【事例④】お気に入りの家具と猫と過ごす家

リビングと寝室を上吊り戸で間仕切ることによって、寝室との境界線を目立たなくして、大きなワンルームに。

【事例⑤】 木のぬくもりと素材の組み合わせが心地よい家

本棚と室内窓でゆるく仕切った畳スペースは、ご家族の寝室 兼くつろぎスペース。
納戸は別に設けました。

こちらのコラムもご参照ください。
近年海外で「リビングにベッドを置く」レイアウトが流行しており、日本でもリビング×寝室が一体となった間取りがじわじわと増えてきています。

リビングにベッド?! LDKに、ゆるく区切った寝室をレイアウトする間取り

時代の流れに合わせて、間取りも変化します。

一昔前の住宅では、それぞれの部屋が独立する間取りが一般的でしたが、ここ十数年で、壁を取り払ってLDKを広くする間取りが主流になっています。
その先にあるのは、もしかしたらこのような大きなワンルームスタイルなのかもしれませんね。

この間取りが気になる方は、ぜひサンリフォームにご相談ください!

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