親子がふれあう家族時間を暮らしの真ん中に

購入した築18年のマンションは家族４人が暮らすにはリビングが狭く、子どもたちの成長を考えると将来は個室も必要になると考えられたX様。ご夫妻は在宅でお仕事をされる機会が多く、ワークスペースも必要に。限られた空間を上手く取り合い、広さをつくり出すことで、快適に過ごせるようにつくり変えました。

X様邸はご夫妻とおふたりのお子さまが暮らす4人家族。一日の大半をリビング・ダイニングで一緒に過ごされているほど仲のいいご家族です。ご夫妻は在宅でお仕事をされることもあり、ワークスペースが必要なほか、今はまだ小さなお子さまたちもいずれ個室が必要となることから、間取りを見直すことになりました。

和室だった場所をLDKに取り込み、浴室を小さなサイズに変更することでリビングを拡張しました。併せて浴室の隣にある洗面室も少し狭め、ご家族に合わせてカスタマイズした洗面台で、省スペースでも快適に過ごせるようにつくり変えました。

リビングの一角にはワークスペースを新設し、ご家族の気配を感じながら過ごしていただけるように計画。デスク横に設置した室内窓は隣室の洋室の窓を利用して、ワークスペースに自然光が差し込むようにしました。

床材はお住まい全体を通して無垢のような風合いが楽しめるフローリングを採用。壁はすべて塗装仕上げにし、空間ごとにお好みの色を採用することで、X様らしい個性が感じられる雰囲気になりました。

「広げる」「狭める」を効果的に行うことで、のびのびと過ごせる空間が完成。自然光がそそぐ明るい空間で、仲のいいX様ご家族の楽しい暮らしが始まります。