木とモルタルグレーが主役の家

好きなインテリアである木とモルタルグレーの雰囲気を、お家全体で表現したいとご希望の奥様。ご主人お気に入りの洋服やスニーカーを飾る趣味スペースも確保し、ご夫婦のセンスが魅せる住まいになりました。

まず奥様がこだわられたのは、暮らしの中心となるキッチンとリビング。既製品のキッチンとカップボードに、モールテックスの腰壁と造作カウンターを組み合わせることで、デザイン性と機能性を両立させています。
キッチンは、見せる収納にもこだわりが。背面の収納棚に、お気に入りのワイングラスや鍋が並びます。棚下にはコップ類を掛けられるバーを設置し、見ているだけで楽しいキッチンに仕上がりました。

天井の躯体現しが無機質な印象を与えるリビングは、床材に無垢フローリングを採用。無垢材の自然な風合いが、ほどよいあたたかみを感じさせます。

WICと玄関収納は、ご主人のご要望。アパレルショップのように、服を畳んで並べられる長めのカウンターを用意しました。生活動線に配慮したレイアウトで、洗濯後にそのまま片付けられ、家事の時短にもつながります。玄関には、ディスプレイ感覚で収納できるシューズインクローセットを設置しました。

ご夫婦それぞれの好みを反映しながらも、内装は木材とグレーで統一感を持たせた理想のスタイルのお家が完成しました。