開放的なLDKが、見晴らしのよい特等席に

清潔感と上質さを兼ね備えた住まいを求めて、リフォームを計画された施主様。マンションのゆとりある広さを最大限に生かした、至福のプライベート空間が誕生しました。

生活感を排したホテルライクでシャープな空間を希望されていた施主様。モノトーンで色味を抑えながら、曲線を描くアール壁や、各所に配した照明で程よく遊び心を添えています。また、リビングの建具にはガラス扉を採用したことで、眺望のよさを際立たせました。

デザイン性を重視されていたキッチンは、ハンセムのⅡ型のオープンキッチンをセレクトし、開放的な空間に。キッチンの正面にあった壁も取り払い、さらに視界が広がりました。そして家電製品はすべてビルトインにし、空間の凹凸を減らしています。また天板はクォーツストーンにすることで、洗練されたラグジュアリーな印象になりました。

リビングから扉を介さず直接アクセスできる洗面所には、ダブルボウルの洗面台を設け、こだわりのアール壁から自然と目に入るよう設計しました。また脱衣スペースと洗面スペースを分けることで、雑多な印象を抑え、空間の美しさを保つことができます。

お部屋の雰囲気を引き立たせるための照明も厳選し、グレアレスダウンライトや間接照明を採用しました。特にリビングの壁面収納に施されたライトはタイルを照らし、その細かい流れ模様の凹凸を美しく浮かび上がらせます。

無駄のない研ぎ澄まされたデザインを基軸に、スタイリッシュな魅力を随所に散りばめた空間。非日常的な極上の安らぎに包まれていきます。