2024.05.10
床の間をリフォーム!撤去する?収納にする?
築年数の経ったマンションには、和室の一角に「床の間」と言われる空間があるマンションがあります。床の間は生け花や飾りなど空間の彩りになるものを置くことことがほとんどですが、現代ではあまり使われていません。
今回は、ご依頼の多い和室のリフォームと合わせて床の間をリフォームした事例をご紹介します。
また、床の間(和室)をリフォームする際のメリットや注意事項もあわせてお伝えいたします。
床の間をリフォームするメリットは
床の間は元々「和室のワンポイント」として贅沢に空間を使っているので、リフォームによりなくすことでお部屋をより広々使用することが出来ます。
また、床の間は押入れの隣にあることが多いので、押し入れをクローゼットにリフォームする際に合わせて一緒に大きな収納にすることもあります。
床の間がそんなに大きくない場合は、床の間スペースは奥行きの浅い収納にして本や小物の収納用にし、隣の押し入れは可動棚をつけ寝具や上着など大きな物を収納するクローゼットにすることもおすすめです。
また、用途に合わせて高さを調整できるようにすることでより使いやすい収納を作成することが可能です。
床の間のリフォーム事例
元々和室の横に床の間があったお家で和室と一緒にリフォームした事例をご紹介します。
下記の事例は押入れの隣に床の間がありましたが、押入れをクローゼットにする際に床の間部分を完全になくし、押入れの奥行きを少し小さくし可動棚をつけることでより使いやすい収納になりました。
下記の事例は和室を撤去した際に、床の間だったところは半分ほどクローゼットに取り込み、残り半分は廊下側から使える収納にしました。
こちらは和室の押入れ、床の間、洋室のクローゼットが隣接していたので、同じ【収納】へのリフォームですが施主様の使用用途に合わせて開口部分や大きさなどを変更しています。
また、床の間はリフォームでなくしましたが、仏間を元々押し入れがあったところに新たに造作しています。
例外)
下記の事例では床の間がない普通の和室だったお部屋を、畳を敷いてあえて床の間を作りました。
床の間は【スプーンカット加工】を施しモダンでおだやかな雰囲気の和室が完成しました!
床の間(和室)リフォームの気を付けるポイント
畳のお部屋は床の高さに注意
和室リフォームの際ですが、マンションは畳を上げると一段下がっている場合があるので、そういった時は他のお部屋の床と高さが合うように大工さんに床を組んでもらい細かいところは左官で仕上げる必要があります。
使用用途を決めないと使いづらくなることも?
床の間を収納にリフォームする場合、何を収納したいか先に決めておくことでより使いやすい収納にすることができます。
奥行きは浅い方がいいのか、深い方が便利か、可動棚は必要か、ハンガーパイプがあった方がいいかなどです。
先にどういったものを収納したいかご相談いただけましたら、床の間、押入れをどのような収納にリフォームしたらより使い勝手がいいかご提案させていただきます。
最後に、床の間をリフォームする際の費用についてご紹介します。
■床の間をオープン棚にする場合:5~10万円
■床の間を間の壁を取り払い大きなクローゼットに作り変える場合:30万円~
■全部組み変えるのは:50万円~
※解体・処分費込、税込み
サンリフォームでは、和室のリフォームや押入れ、床の間の収納リフォームも多数実績がございますので、今現在使い勝手や住み心地でお困りごとがございましたらぜひお気軽にご相談ください。
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