犬のための家づくり-人にも犬にもやさしい住まい-

近年、屋外でのワンちゃんの飼育は脱走や感染症、気候の変動などもあり減少傾向にありますが、マンションでの生活となると必然的に室内飼いになります。
では、室内でワンちゃんと暮らす際、どういった点に気を付けてリフォームするのがいいでしょうか。いくつかのポイントをまとめてみましたのでご紹介いたします。

足腰を守る、滑りにくい床選び

爪を引っかけて歩く犬にとって通常の床は滑りやすく、足腰に負担がかかってしまいます。長期にわたり負担がかかるとケガや病気へとつながる可能性も。実際、床の上にジョイント式のコルクマットなどを敷いて「滑り止め対策」をしたり、定期的に足裏の毛をカットするなどの配慮をされているご家庭が多いのではないでしょうか。ここでは、足腰への負担が軽減できる床材を紹介したいと思います。

・DAIKEN 「ワンラブオトユカⅣ」 ・LIXIL 「ラシッサSフロア耐水・ペット」 ・EIDAI 「エコメッセージSパートナーワン」

各メーカーによって素材や仕様は異なりますが、ペットの肉球の「すべり抵抗」を考慮した製品となっています。またすべりだけでなく、ひっかき傷や汚れ・防音にも強い床材が多いので、ペットに限らず小さなお子様がおられるお家のリフォームにもおすすめです。

こういった床材以外に、カーペットタイルコルクタイルといった選択肢もあります。サンプルを取り寄せてワンちゃんとの相性を試してみるとよいでしょう。

滑りにくく、抜け毛が気にならないよう色味の明るい「カフェオーク」の床を採用。
ワンちゃんの足音も考慮して「二重床」にしました。
【事例】ふたりと、にひき。

気になるニオイには、消臭効果のある壁材を

外から帰宅して玄関を開けた際、犬特有のニオイが気になったことはありませんか?ワンちゃんには人と同様に「アポクリン線」という汗腺が存在しています。人体でいうとちょうど脇から出る汗がそれにあたり、犬の場合その「アポクリン線」が全身にあるため、臭いをきつく感じることがあると言われています。
ワンちゃん自身が持つ体臭については、食事の改善やシャンプー・ブラッシングなど日々のケアを丁寧にすることによって軽減できますが、リフォームでできるお家のニオイ対策とはどういったものがあるのでしょうか。

ペットのニオイだけじゃない、脱臭・調湿機能に優れた「LIXIL エコカラット」

玄関の壁一面にエコカラットを施工し、扉を開けた時のニオイをカット。
廊下に面する壁にエコカラットを施工。広範囲にわたって脱臭できるのがポイント。

施工するなら家の顔である玄関や、人が集まるリビングなどがおすすめです。
玄関なら帰宅時に感じるニオイをカットし、リビングならペットだけでなく、焼き肉など臭いの残る料理をした際にも効果を発揮します。

同様に、調湿・消臭などの効果がみられる内装材として「珪藻土」「漆喰」があります。こちらは壁に直接塗装するタイプのものとなっており、壁紙に代わってお部屋の一部に施工される方もいます。最近ではさまざまなカラーが増えているので、お部屋の雰囲気に合わせて選べるのも特徴です。

またこういった内装材の他に、室内窓を新たに設けるといったリフォームもよいでしょう。普段から換気をしっかりすることによって、お部屋にこもりがちな臭いを軽減できますよ。

安心できる居住スペースの確保

犬種によって体格や性格が異なるワンちゃんたち。けれど共通してあるのが縄張り意識です。犬には自分のテリトリーを守る習性があるため、お家の中でもなるべくワンちゃんだけの居場所を作ってあげることが大事です。「ケージを置きたくない」という方にはリフォームの際、お家の一角にワンちゃん専用のスペースを設けるとお部屋の雰囲気をそのままにできますよ。

家族が集まるリビングの横にワンちゃん専用のスペースを。上部の棚はワンちゃん用品をまとめて収納。
ワンちゃん専用スペースのそばにキャリーやトイレも置いて、安心できる空間に。
【事例】ふたりと、にひき。

ただ注意すべき点として、近年「災害時の同行避難」が原則とされているため、普段からケージや屋根付きのクレート(キャリーバック)にある程度慣れさせておくことも大切です。また災害時だけではなく病気や怪我、飼い主の不在時(出張・旅行)などテリトリー外での活動を余儀なくされた場合、そういったものに慣れさせておくとワンちゃんも安心ですね。

【環境省リンク】人とペットの災害対策ガイドライン

犬の鳴き声、防音対策に「内窓」

犬の聴覚は人間より何倍も優れていると言われています。またその分大きな物音に敏感に反応したり、音への警戒心から吠えてしまうこともしばしば。来客や宅配便のインターホンの音に吠えてしまい近隣に向けての騒音になってないか、と不安に思ったことはありませんか。

そんな時におすすめなのが「内窓」です。ワンちゃんが吠える理由は様々ですが、内窓を設置することによって鳴き声が外へ漏れるのを防ぐことができ、逆に外からの音も防げるのでストレスの軽減にもつながりますよ。

LIXIL「インプラス」 YKKAP「プラマードU」

また内窓の設置はペットに限らず、お部屋の断熱省エネ、近年では防犯にも効果があると言われています。費用は窓のサイズによって変わりますが、ワンちゃんの鳴き声に悩まされているという方は一度検討してみてはいかがでしょうか。

玄関土間を散歩後の足ふき場として

活発なワンちゃんにとって散歩は必須。しかし、毎日玄関でその都度足を拭いてからお家に入るという作業は結構大変ですよね。マンションの場合、限られたスペースの中で水まわり設備や部屋、そして収納を作っているので、必然的に玄関は狭くなっています。そこでおすすめしたいのが「玄関土間」です。

棚を上部に設置して、省スペースながらも空間が広く見える工夫を。
ロールスクリーンでシーンに応じて土間内を隠すことも可能。
【事例】 グリーンが映えるインダストリアルな空間 【事例】無垢材と新建材がイイ感じにMIXした家

散歩から帰宅後、1人と1匹が並ぶとぎゅうぎゅうになっていた玄関もリフォームで土間を設けることによってゆったりとした空間になります。その他にもベビーカーやアウトドア用品など、屋外で使用する物を一カ所にまとめられるというメリットがあるので、ペットを飼われていないお宅でもリフォームをする際に検討される方が増えています。

【事例】ふたりと、にひき

犬をすでに飼っている人やこれから迎え入れたいと考えている人も、リフォームで犬と人とのストレスフリーな暮らしを実現しませんか。サンリフォームでは経験豊富なアドバイザーやデザイナーが、ペットとの暮らしに寄り添ったプランニングを提案いたします!ぜひお気軽にご相談くださいませ♪

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